マスクの種類をまず把握しよう
マスクには主に3種類あります。
それぞれのマスクの正しいつけ方を把握してPM2.5対策をしっかり行いましょう。
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ブリーツタイプ
咳やクシャミ等の飛散対策として 医療現場でも使用されるサージカルマスク。 ブリーツタイプマスクの着用方法
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コーンタイプ(N95マスク)
新型インフルエンザやSARS(サーズ)、結核などの空気感染防止用のマスク コーンタイプマスクの着用方法
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ダックビルタイプ(N95マスク)
新型インフルエンザやSARS(サーズ)、結核などの空気感染防止用のマスク ダックビルタイプマスクの着用方法
ブリーツタイプマスクの正しい着用方法

①マスクの裏表を確認し、マスクのブリーツ部分(ひだ)を上下に伸ばして、マスクを広げましょう。
②マスクの内側を顔にあててノーズピースを鼻の部分にフィットさせます。マスクの下側は顎(あご)までしっかり伸ばす必要があります。
③顔にフィットさせながら、耳に紐をかけましょう。
ブリーツマスク着用の注意点
ノーズピースとブリーツ部分(ひだ)を合わせていないと鼻の横に隙間が出来てしまうため、マスクの着用の意味がなくなってしまいます。
マスクで口だけを覆っても、鼻が出ていると意味がありません。マスクによって唾などの飛散は防ぐことは出来ますが、自分の保護ができません。
マスクを顎部分にずらしてしまうと、顎に付着している飛散物がマスクの内側に付着する可能性があるので注意しましょう。
マスクのゴム紐が緩いと肌とマスクの間に隙間が出来てしまい自分の保護ができません。
コーンタイプマスク(N95マスク)の正しい着用方法
マスクの鼻部分を指の方にし、ゴムバンドを下に垂らし、手の平でカップを持ちます。
ノーズピースを上側にして、マスクが顎まで隠れるように被せます。
上側のゴムバンドは後頭部にかけます。
下側のゴムバンドは首の後ろにかけます。
両手でノーズピースを押さえながら、指で自分の鼻にノーズピースをしっかりと押しあてましょう。
両手で装着したマスク全体を覆い、息を吐き出して空気が漏れていないかをチェックします。鼻の周りから息が漏れる場合は、装着し直しましょう。
ダックビルタイプ(N95マスク)の正しい着用方法
鼻にフィットするようにノーズピースを上にして軽く曲げます。
顎にマスクの下部分をかけ、下側のゴムを首へ、上側のゴムを頭へもっていきます。
マスクの上側のゴムは頭の後ろで、下側のゴムは首で固定しましょう。
ノーズピースを両手で押さえ、指先で鼻の形に合わせてフィットするように装着します