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PM2.5が新型コロナウィルスの重症化を拡大させる?!

京都大学の工学研究科特別研究学生らの研究グループがPM2.5が新型コロナウィルスの細胞侵入口を拡大する、即ち感染を引き起こしやすくし、それだけでなく重症化しやすいくなるということを発表しました。 おそらくこれから研究が進み詳細がメディアでも報じられると思います。

なぜ微粒なPM2.5が新型コロナウィルスの感染助長、重症化させやすいかは専門的な話になるので下記の参考を確認ください。

特に中国からのPM2.5の飛来が多い九州、四国、中国地方の方々は新型コロナウィルスの対策だけでなくPM2.5の対策もしっかり行ってください。

イギリスの変異ウィルス、南アフリカの変異ウィルスの国内での発見もされているため、十分に感染対策を行っているとは思いますが、PM2.5とコロナウィルスの関係も頭の片隅にしっかりと入れておきましょう。

参考

今日と明日のPM2.5予報と黄砂予報

2014年9月19日 発表
週間予報はこちら
各地域の上側は大気汚染粒子の指標,下側は黄砂の指標
今日(9月19日) 明日(9月20日)
時間帯(時) 6-12 12-18 18-24 0-6 6-12 12-18 18-24
北海道 汚染 少ない 少ない 少ない 少ない 少ない 少ない 少ない
黄砂 少ない 少ない 少ない 少ない 少ない 少ない 少ない
東北北部 汚染 少ない 少ない 少ない 少ない 少ない 少ない 少ない
黄砂 少ない 少ない 少ない 少ない 少ない 少ない 少ない
東北南部 汚染 少ない 少ない 少ない 少ない 少ない 少ない 少ない
黄砂 少ない 少ない 少ない 少ない 少ない 少ない 少ない
首都圏 汚染 少ない 少ない 少ない 少ない 少ない 少ない 少ない
黄砂 少ない 少ない 少ない 少ない 少ない 少ない 少ない
北陸信越
汚染 少ない 少ない 少ない 少ない 少ない 少ない やや多い
黄砂 少ない 少ない 少ない 少ない 少ない 少ない 少ない
東海 汚染 少ない 少ない 少ない 少ない 少ない 少ない やや多い
黄砂 少ない 少ない 少ない 少ない 少ない 少ない 少ない
近畿 汚染 少ない 少ない 少ない 少ない 少ない 少ない 少ない
黄砂 少ない 少ない 少ない 少ない 少ない 少ない 少ない
中国 汚染 少ない 少ない 少ない 少ない 少ない 少ない 少ない
黄砂 少ない 少ない 少ない 少ない 少ない 少ない 少ない
四国 汚染 少ない 少ない 少ない 少ない 少ない 少ない 少ない
黄砂 少ない 少ない 少ない 少ない 少ない 少ない 少ない
九州北部
汚染 少ない 少ない 少ない 少ない 少ない 少ない 少ない
黄砂 少ない 少ない 少ない 少ない 少ない 少ない 少ない
九州南部 汚染 少ない 少ない 少ない 少ない 少ない 少ない 少ない
黄砂 少ない 少ない 少ない 少ない 少ない 少ない 少ない
沖縄 汚染 少ない 少ない 少ない 少ない 少ない 少ない 少ない
黄砂 少ない 少ない 少ない 少ない 少ない 少ない 少ない
時間帯(時) 6-12 12-18 18-24 0-6 6-12 12-18 18-24
今日(9月19日) 明日(9月20日)
少ない ⇒ 正常値やや多い ⇒ 大気が少し汚染多い ⇒ 環境基準値の水準非常に多い ⇒ 外出を控える水準

基準値の2倍で外出自粛を!

中国から日本へ飛んでくるPM2.5の数値が環境基準値である『35マイクログラム』の倍の『70マイクログラム』が測定された際は、不要な外出は控えるように呼びかける暫定指針が発表されました。(1マイクログラム=100万分の1グラム)PM2.5の暫定基準値とその対応策は下記のようになっています。

PM2.5の予測が70以下の場合

特に行動を制限する必要はありませんが、呼吸器や循環器に病気がある人や子ども、そして高齢者は体調と相談して行動しましょう。

Pm2.5の予測が70以上の場合

不要な外出はできる限り控えましょう。
高齢者や子ども、そして呼吸器系の病気がある方は特に注意して行動する必要があります。

PM2.5の大気汚染と黄砂の飛散予報

現在、中国では、有害物質のPM2.5(PM2.5とは)が環境破壊の影響で大量発生しています。中国ではこのPM2.5の大気汚染で死人まで出ている騒ぎとなっていますが、隣国の環境問題が偏西風により日本全国へも影響を与え始めています。

PM2.5の影響を受けやすいのは中国に近い、福岡県や熊本県、長崎県、そして沖縄県を中心とした九州地方や愛媛県、徳島県、香川県、高知県の四国地方です。

更に、広島県や大阪府、そして愛知県(名古屋市)などの西日本でも環境基準値を超えるPM2.5による大気汚染が観測され始めています。

PM2.5は、大気に溶け込んでいるため、体内に吸収されやすく、人体に悪影響を及ぼすのでPM2.5の予測数値が高い日は、PM2.5対応マスクを着用するか、外出を控えるように心掛けましょう。

日本へのPM2.5の飛散時期は黄砂の時期とほぼ同じ季節(2月~4月) となっているので、黄砂の飛散予想と合わせてPM2.5予報を確認しましょう。